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2011/07/25
映画「僕たちは世界を変えることができない」を観て
この映画は、2008年に自費出版された現役大学生・葉田甲太の体験記「僕たちは世界を変えることができない。」を基に作られています。
ー主人公が変化のない毎日に嫌気がさし、「カンボジアに学校を」というチラシを偶然目にし、人生の刺激を求めてそれを実行していく。
最初は軽いノリで学校を建てようとするが、実際にカンボジアに行ってみてカンボジアの現状を知り、余命少ないエイズの少女のある言葉から、カンボジアに寄り添う気持ちは本物になっていく。
なぜカンボジアなのか?
日本にも困っている人がいっぱいいるじゃないか。
色々な矛盾をかかえて挫折したりもする。
でも、「自分がした事で、多くの人に笑顔が生まれる。自分たちがした事で、人が生きる希望や夢を見れるようになる。」こんな喜びに気付き、やがてそれを自分の人生(生き方)にしていく。ー
深作健太監督は、そんな若者特有の困惑の中での心の変化を色鮮やかに表現していきます。
きっかけや方法は違っても、私たちヘリテージと同じ気持ち。
「僕たちは、世界を変えることができない。」
だけど、カンボジアの人たちとの出逢いによって「自分自身が変わっていく。」(自分は世界の一部)そんな事が、この作品のテーマだと思います。
私たちヘリテージのメンバーでも、カンボジアに実際に行って体験してきた人とそうでない人の温度差を感じることがあります。
そのために、実際に行った人間は、いかにリアルにそれを伝えようかと写真展や感想文などを使って努力します。
しかしこの映画は、見事にそれが疑似体験でき、深作健太監督もカンボジアでのロケで、自分自身変わっていたのだろうと想像できます。
私たちの仲間の大学生もカンボジアに行ったことによって、「私たち大学生は、もっとボランティアをしてもいいのでは?」というテーマで、他の大学に呼びかけ、大学生だから出来ること、今できることを考え始めています。
この映画は単なる映画ではなく、この素晴らしい疑似体験により、世界における自分の役割を考えさせられたり、自分の生き方をもう一度見直したり、何かのムーヴメントを引き起こすような可能性さえ感じさせられます。
ですから、本当に多くの人、特に若者に、是非、観てもらいたい映画だと思います。
私たちヘリテージは、この映画を応援いたします。
世界を変えるのは経済成長ではなく、人の心であること、そしてその心とは、とてもパワーのあるものであることを多くの若者に感じて欲しいと願います。
是非、ご覧になって下さい。
ヘリテージ代表 山下幹仁

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