カンボジアを訪れて
カンボジアに行って
カンボジア、プン・チェレ村の学校は、私の想像より、きれいで大きな学校でした。遊ぶ場所や、図書館みたいな所もありました。そこで一番感じたことは、みんなの優しさと笑顔でした。前までは「どうせカメラを向けた時だけの笑顔だろうなあ。」と思っていました。でも、学校の子供達は、私たちの思っていたのと全然違い、いつも笑顔で、ものすごく優しかったことに驚きました。私が汗びっしょりになって、風船をふくらませていると、汗をふいてくれて、本であおいでくれました。夢を話してくれた時も、みんな笑顔でした。「日本では、こんなキラキラした笑顔は見られないなあ。」と思いました。私も毎日ではなくても、笑顔で人に優しくすごしたいと思います。夢を聞いた後、その子供達の家を見せてもらいました。家へ行く時、一人の女の子が手をつないでくれました。一瞬、ビックリしたけど、すごく嬉しかったです。家は雨が降ったら崩れそうな家でした。こんなところへ住んでいると思うと、「人ってどんな所でも暮らせるなあ。」と思いました。
シェムリアップでは、沢山のストリートの人達にお金や食べ物を求められました。手のない人や、目のない人、幼い子供。その中で、私より少し年下位の女の子に、しつこくお金を求められました。「ごめんね、無理だよ。」と言っても、トゥクトゥクに乗っても、ついてきて手を差し出されました。私はどうして良いのか分からなくて、涙が出てきてしまいました。するとその子は、自分の手で私の涙をふいて「泣かないで。」と言ってくれました。私はそのことに驚き、また涙が出てきました。トゥクトゥクが走り出すときも、「泣かないで!!笑って笑って!!」と言いながら手を振ってくれました。私はその子たちに何もできない自分がすごく悲しくて、くやしかったです。私たちは学校に手助けをして、あんなにきれいな校舎ができても、この子たちには何もしてあげられない。そんな自分がくやしくて、嫌でした。私はこれからその子たちに何をしてあげられるか考えていこうと思います。
カンボジアへ行って、私たちが子供達へ「元気をあげる」はずが、自分たちが元気をもらって帰ってきました。もし来年も行けるなら、それまでに、もっと自分にできることを考えたいと思います。
渡辺 空

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